
SPROLINK NeoLIVE R5
の評価
商品概要
SPROLINK NeoLIVE R5は、4つのHDMI入力と1つのUSB入力を備え、複数の映像ソースを切り替えてライブ配信や収録ができるスイッチャーです。スイッチング後の映像はUSBストレージに直接録画可能で、本体単体でのインターネット直接配信機能も搭載。USB-CポートからはPCにウェブカメラとして映像を送ることもできます。ピクチャーインピクチャーや基本的なキーイング機能、PTZカメラ制御など、価格帯に対して多機能を備えており、小規模なイベント配信やオンライン会議、ゲーム実況など、シンプルな多カメ環境を手軽に構築したいユーザーに適しています。高機能な上位機種と比較すると、映像処理能力やオーディオミキサーの機能、ISO録画などの点は制限されますが、低コストで多機能なライブ配信環境を実現する入門機として検討できます。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
複数の映像の中から一つを小さく表示し、別の映像の上に重ねて同時に見せる機能です。例えば、ゲーム実況でゲーム画面の上に自分の顔の映像を小さく表示したり、プレゼンテーションで資料映像の隅に話している人の映像を映したりできます。視聴者はメインの映像を見ながら、もう一つの映像で解説や話し手の様子を同時に確認できるため、より分かりやすく、臨場感のある映像コンテンツを作成できます。特に、複数の視点を同時に見せたい場合に役立ちます。
「マルチピクチャーコンビネーション変換」として、画面内に別の映像を小窓で表示したり、画面分割する機能に対応しています。簡単なワイプ効果やレイアウト変更で、映像に奥行きや情報を追加できます。複雑なレイアウトやサイズ調整には制限がある可能性がありますが、基本的なPiP合成は可能です。手軽に映像に変化をつけたい初心者の方に役立ちます。
特定の色(多くは緑や青)の背景を透過させて、別の映像や画像をそこに表示させる機能です。ニュース番組で天気予報士の後ろに地図が表示されたり、Web会議でバーチャル背景を使ったりするのと同じ原理です。自宅の壁に緑の布などを貼れば、まるで別の場所にいるかのような映像を配信できます。部屋の様子を見せたくない場合や、特定の演出をしたい場合に有効で、手軽に映像の質感を向上させられます。
「ワンクリックキーイング」機能を搭載しており、緑や青の背景を透過させて別の映像と合成するクロマキー合成が可能です。複雑な色抜きには高度な調整が必要になる場合や、エッジ処理が甘くなる可能性がありますが、シンプルな背景であれば手軽に合成でき、バーチャル背景のような演出に利用できます。本格的な合成よりも、手軽さを求めるユーザー向けです。
ライブ配信している映像や、スイッチャーを通して切り替え・合成された映像を、外部の録画機器やパソコンを使わずに、スイッチャー本体に直接記録できる機能です。多くの場合、SDカードやUSBストレージに記録されます。配信と同時に高画質な映像ファイルを保存できるため、後から編集して別の動画コンテンツを作ったり、配信を見られなかった人に共有したりする際に便利です。手軽に配信の記録を残せます。
スイッチングした最終的なプログラム映像を、USBフラッシュドライブやリムーバブルハードディスクに直接録画できます。配信内容のアーカイブや、後からの簡易的な編集に役立ちます。パソコンなしで記録できるため、機材構成をシンプルにできます。ただし、各入力ソースを個別に収録するISO録画機能はないため、後からスイッチングのタイミングを変更したり、別アングルの映像を細かく編集したりすることはできません。
パソコンを経由せず、スイッチャー単体でインターネット上の動画配信プラットフォームに直接、映像と音声を送ることができる機能です。通常、配信には高性能なパソコンが必要ですが、この機能があればスイッチャーとインターネット回線だけで配信が完結します。機材の準備や接続がシンプルになり、配信の手間を大幅に減らせます。パソコンが苦手な方でも、手軽にライブ配信を始められます。
パソコンを使わずに、本体のみでインターネット経由のライブ配信プラットフォームに直接接続できます。イーサネットまたはWi-Fi(要確認)でネットワークに接続し、ストリーミングキーなどを設定するだけで配信を開始できます。PCへの負荷を軽減し、配信システムを簡略化できるため、PCスペックに自信がない方や、セットアップを簡単に済ませたい方に便利な機能です。
あらかじめ用意しておいた画像ファイル(写真、ロゴなど)や、文字情報を入力して作成したテロップ(画面下部に表示される説明文など)を、配信中の映像に重ねて表示できる機能です。配信中に、話している人の名前、チャンネル名、ウェブサイトのアドレス、伝えたい情報などを画面に表示できます。視聴者にとって情報が分かりやすくなり、配信の質を高めたり、プロフェッショナルな印象を与えたりするのに役立ちます。
「ローサードダイナミックオーバーレイ」機能により、画面下部に情報を表示するテロップやグラフィックを重ねて表示できます。製品情報では詳細な取り込み方法やカスタマイズ性は不明ですが、基本的なテキストやロゴの表示は可能と考えられます。これにより、配信画面に名前や情報を追加し、視聴者にとって分かりやすい映像を作成できます。凝ったアニメーションなどは難しい可能性が高いです。
複数の音声入力(例えば、話者のマイク音声、BGM、効果音など)をスイッチャー本体で受け取り、それぞれの音量を調整したり、バランスを整えたりして、一つの音声として出力できる機能です。映像の切り替えと同時に、音声もスムーズに切り替えたり混ぜたりできます。外部に別途オーディオミキサーを用意する必要がなくなるため、機材がシンプルになり、配線も簡単になります。映像と音声の一元管理が可能です。
2系統の外部オーディオ入力(おそらく3.5mmステレオミニ端子)を備え、マイクや外部音源を入力して、映像ソースの音声とミックスできます。本体上で各入力の音量バランスを調整し、配信や録画に適切な音声を作成できます。本格的なEQやコンプレッサー、多くのXLR入力が必要なプロレベルのオーディオミキシング機能はありませんが、基本的な音声合成には対応しており、外部ミキサーなしでシンプルな音声調整を行えます。
スイッチャーで複数のカメラ映像を切り替えたり、合成したりして作成した最終的な映像を、パソコンにUSBケーブルで接続した際に、パソコンからはまるで一つのウェブカメラの映像のように認識させる機能です。この機能を使えば、ZoomやSkype、Google Meetといったビデオ会議ツールや、OBS Studioなどの配信用ソフトウェアで、複数のカメラを使った本格的な映像を簡単に利用できます。オンラインミーティングやウェビナー、様々なPCを使った配信で映像表現の幅が広がります。
USB-Cポートから映像を出力する際に、接続したパソコンからはUVC(USB Video Class)デバイス、すなわちウェブカメラとして認識されます。これにより、ZoomやSkypeなどのWeb会議システムや、OBS Studioのような配信ソフトで、NeoLIVE R5でスイッチング・合成された映像を簡単に利用できます。特別なドライバー不要で手軽に多カメ映像をPC連携させられる便利な機能です。
SHOPSTAFFによる評価スコア
本製品は、5万円台という手頃な価格ながら、4系統のHDMI入力、USB録画、本体単体での直接配信機能などを備えた多機能なライブプロダクションスイッチャーです。高価なプロ仕様機と比較すると、キーイングやオーディオミキサーの機能は基本的なレベルに留まり、各入力ソースのISO録画機能は搭載されていません。しかし、小規模な配信や、HDMI接続のカメラ/PCを使用するシンプルなセットアップには十分な機能を提供します。特に、予算を抑えつつ多カメ配信環境を構築したい初心者や個人ユーザーにとって、入門機として有力な選択肢となるでしょう。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 5万円台という非常に手頃な価格帯
- 本体単体でのインターネット直接配信に対応
- USBストレージへの直接録画機能
- USBウェブカメラ出力によるPC連携の容易さ
- 複数HDMI入力による手軽な多カメ対応
- PTZカメラ制御機能も搭載
注意点
- メーカーの信頼性や長期サポート体制は大手と比較すると未知数
- 高度な映像合成や音声処理には向かない
- ISO録画機能は非搭載のため、後からの詳細な編集は難しい
- 主にHD解像度での運用を想定する必要がある
- SDI入力には対応していない(R5モデルの場合)
おすすめな人
- 予算を抑えたい初心者や個人配信者
- HDMI出力のカメラやPCを複数持っているユーザー
- 小規模なオンラインイベントやウェビナー運営者
- ゲーム実況などシンプルな多カメ配信を行いたい人
- 手軽に多カメ環境を構築したい教育機関や小規模オフィス
おすすめできない人
- プロレベルの放送品質や高い信頼性を求める方
- 8系統以上の入力が必要な大規模イベント担当者
- SDI接続機器をメインで使用するユーザー
- 各入力ソースを個別収録して後から詳細に編集したい方
- 高度な映像エフェクトや高機能なオーディオミキシングが必要な方
おすすめの利用シーン
- 自宅や小規模スタジオからのオンラインライブ配信
- 学校や地域のイベントなどの簡易的な配信
- オンライン会議やウェビナーの多カメ化
- YouTubeやSNSでのゲーム実況、解説動画配信
- 商品紹介やデモンストレーションの手軽なライブ配信
非推奨な利用シーン
- 大規模放送局やプロフェッショナルな映像制作現場
- 高い冗長性や安定性が求められるミッションクリティカルな配信
- 高度なカラーグレーディングや複雑な合成が必要なポストプロダクション前提の収録
- 屋外や電源供給が不安定な場所での使用(堅牢性や電源対策)
よくある質問(Q&A)
Q.どのような用途で使えますか?
Q.どのような機器を接続できますか?
Q.ライブ配信はどのように行えますか?
Q.映像を録画できますか?
Q.PTZカメラを制御できますか?
Q.映像にテロップなどを入れることはできますか?
Q.映像の切り替えにはどのような効果がありますか?
Q.本体のサイズはどれくらいですか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
8系統SDI入力、4系統SDI出力、全入力+PGMのISO収録に対応。本体単体での直接配信や高度な合成・オーディオ処理が可能。DaVinci Resolveプロジェクトファイルも保存。多カメ収録・配信・後編集に最適なプロ仕様モデル。
ビデオ入力数 | 8 | ビデオ出力数 | 4 (SDI PGM/Aux) + 1 (HDMIマルチビュー) |
対応ビデオフォーマット | 1080p60までのHD | ビデオ入力端子種類 | 3G-SDI |
ビデオ出力端子種類 | 3G-SDI, HDMI | キーヤー数 | 4(アップストリーム) + 2(ダウンストリーム) |
マルチビュー出力数 | 1 | オーディオ入力数 | 2(3.5mmステレオミニ) |
オーディオミキサー機能 | 対応(Fairlight内蔵) | 本体サイズ | 539.8 x 266.7 x 63.5 mm |
本体重量 | 2.3 kg |
Blackmagic Design
ライブプロダクションスイッチャー ATEM SDI Pro ISO (SWATEMMXEPBPRISO)
¥123,022(税込)2025-04-27 時点でのAmazonの価格です
4つの3G-SDI入力を備えたポータブルスイッチャー。直接配信とPGM+全入力のISO録画に対応。PI PやDVEも搭載し、小規模配信・マルチカム収録を手軽に。
ビデオ入力数 | 4 | ビデオ出力数 | 2 |
対応ビデオフォーマット | 1080p60まで対応 | ビデオ入力端子種類 | 3G-SDI |
ビデオ出力端子種類 | 3G-SDI, HDMI, USB-C | キーヤー数 | 2 |
マルチビュー出力数 | 1 | オーディオ入力数 | 2 |
オーディオミキサー機能 | 対応(Fairlight内蔵) | 本体サイズ | 270 x 180 x 70 mm |
本体重量 | 0.68 kg |
4つのHDMI入力と直接配信機能を備えた、コンパクトなライブプロダクションスイッチャー。最大1080p HD動画に対応し、手軽に多カメ配信を実現。
ビデオ入力数 | 4 | ビデオ出力数 | 1 (HDMI) |
対応ビデオフォーマット | 1080pまでのHD | ビデオ入力端子種類 | HDMI |
ビデオ出力端子種類 | HDMI | キーヤー数 | - |
マルチビュー出力数 | 1 | オーディオ入力数 | - |
オーディオミキサー機能 | 対応 | 本体サイズ | 237.5 x 104.1 x 35.1 mm |
本体重量 | 0.94 kg |
4つのHDMI入力、5.5インチLCDモニター、録画・配信機能を一体化したビデオミキサー。PCレス操作や高度な合成機能で小規模配信をサポート。
ビデオ入力数 | 4 | ビデオ出力数 | 2 |
対応ビデオフォーマット | 1080p60まで | ビデオ入力端子種類 | HDMI |
ビデオ出力端子種類 | HDMI | キーヤー数 | 6 |
マルチビュー出力数 | 1 | オーディオ入力数 | 2 |
オーディオミキサー機能 | 対応 | 本体サイズ | 228.6 x 152.4 x 127 mm |
本体重量 | 1.8 kg |
フルHD対応HDMI 4入力2出力のコンパクトなビデオスイッチャー。シンプルで直感的な操作が可能で、多彩なエフェクト、オーディオミキサーも搭載。PCアプリ連携にも対応し、VJやライブ配信、教育、企業用途など幅広く活躍します。
ビデオ入力数 | 4 | ビデオ出力数 | 3 |
対応ビデオフォーマット | 1080p/1080i/720p | ビデオ入力端子種類 | HDMI |
ビデオ出力端子種類 | HDMI | キーヤー数 | |
マルチビュー出力数 | 1 | オーディオ入力数 | |
オーディオミキサー機能 | 対応(12chデジタル) | 本体サイズ | mm |
本体重量 | kg |