VIFLYKOO レコードプレーヤー 002

「自動停止スイッチ」により再生終了時に回転が停止する「オートストップ機能」は搭載されていますが、アームが自動で元の位置に戻る「オートリターン機能」は搭載されていません。再生終了後もアームはレコード上に留まるため、手動でアームを戻す必要があります。これにより、レコードや針の不必要な摩耗を防ぐことはできますが、利便性は完全なオートリターン機能に劣ります。

33-1/3、45、78回転の3つの速度に対応しており、レコードの種類に合わせて手動で速度を選択できます。しかし、これは再生速度の選択機能であり、レコードの音程を微調整する「回転速度調整機能（ピッチコントロール）」は搭載されていません。そのため、音程のずれを細かく補正することはできません。

針圧調整機能は搭載されていません。針圧は固定されており、レコードや針への負担を細かく調整したり、音質を最適化したりすることはできません。これにより、特定のレコードで音飛びが発生しやすい場合や、より高音質な再生を求める場合には限界があります。

Bluetooth送信機能が搭載されており、ワイヤレススピーカーやBluetoothイヤホンにレコードの音声を送信できます。これにより、配線を気にすることなく、様々な場所でレコードの音楽を楽しむことが可能です。手軽にワイヤレス環境を構築できるため、利便性が高い機能です。

USB録音機能が搭載されており、レコードの音源をパソコンにデジタルデータとして録音できます。付属のソフトウェアを使用することで、お気に入りのレコードをデジタルアーカイブとして保存し、スマートフォンや他のデバイスで楽しむことが可能になります。録音方法については説明書をよく読む必要があります。

ターンテーブルの底部に弾性のあるシリコンパッドが設計されており、針とレコードの摩擦による摩耗軽減と余分な振動吸収を目的としています。これは一般的なオーディオ機器のインシュレーターとは異なりますが、製品設計として振動対策が考慮されていると言えます。これにより、再生時の安定性向上に寄与します。