
PreSonus AudioBox 44VSL
の評価
商品概要
PreSonus AudioBox 44VSLは、ミドルクラスのUSB 2.0オーディオ/MIDIインターフェースです。XMAXクラスAマイク・プリアンプとダイナミックレンジ114dBを持つ24Bit/96kHzコンバーターを搭載し、クリアでクリーンなスタジオクオリティのオーディオ録音・再生が可能です。30Vのハイ・ボルテージ・パワーレールにより、余裕のあるヘッドルームと豊かなサウンドを実現。4イン4アウト(マイク/インストゥルメント入力2系統、マイク/ライン入力2系統、メイン出力2系統、ヘッドフォン出力1系統)を備え、48Vファンタム電源も供給可能です。専用ソフトウェアVSLにより、Mac/Windowsからプロセッシングとミックス管理、超低レーテンシーでのモニターエフェクト(リバーブ、ディレイ、Fat Channel)が利用でき、DAWソフトStudio One Artistも同梱されています。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
入力音の音量を調整できるインプットゲイン調整機能は、マイクや楽器など様々な音源レベルに対応するために不可欠です。レコーディング時に音割れを防ぎ、最適な音量で録音できます。特に、ダイナミックレンジの広い楽器を録音する際に便利です。
本製品は、XMAXクラスAマイク・プリアンプを搭載したマイク/インストゥルメント入力およびマイク/ライン入力を持っており、これらの入力には個別のゲイン調整機能が備わっています。これにより、接続するマイクや楽器の種類、音量レベルに応じて最適な入力レベルを設定することが可能です。入力レベルを適切に調整することで、音割れを防ぎ、クリアでダイナミックレンジの広いサウンドを録音することができます。特に、様々な音源を扱うレコーディング環境において、この機能は非常に重要です。
遅延を抑えたダイレクトモニタリング機能を使用すると、録音中の音声をリアルタイムで確認できます。これにより、演奏者は遅延を気にせずに演奏に集中できます。特にボーカル録音や、外部エフェクターを使用する際に有効です。
本製品は、付属のVirtual StudioLive (VSL) ソフトウェアを使用することで、超低レーテンシーでのモニターおよびレコーディング時のエフェクト処理が可能です。これは、入力された音声をコンピュータを介さずに直接出力に送るダイレクトモニタリング機能と、その際にエフェクトを適用できることを意味します。演奏者は自分の演奏をリアルタイムで、しかもエフェクトをかけた状態で聞くことができるため、遅延による違和感なく快適に演奏に集中できます。特にボーカルやギターの録音時に、リバーブやコンプレッサーをかけながらモニタリングできるのは大きな利点です。
ファンタム電源供給機能は、コンデンサーマイクを使用する際に必要な電源を供給する機能です。高品質なコンデンサーマイクを使用することで、よりクリアで繊細な音を録音できます。アコースティック楽器やボーカル録音に最適です。
本製品のフロントパネルには、48Vファンタム電源を搭載したマイク/インストゥルメント入力が2系統備わっています。ファンタム電源は、コンデンサーマイクを使用する際に必須となる電源供給機能です。コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクに比べて感度が高く、よりクリアで繊細な音を捉えることができるため、ボーカルやアコースティックギターなどの録音で広く利用されます。この機能があることで、高品質なコンデンサーマイクを接続し、プロフェッショナルなサウンドでのレコーディングが可能になります。
ハイインピーダンス入力対応機能は、エレキギターやベースを直接接続できる機能です。ギターやベースの持つ本来の音色を、劣化させることなく忠実に録音できます。外部エフェクターを使わずに、アンプシミュレーターを使用したい場合に便利です。
本製品のマイク/インストゥルメント入力はコンボ端子となっており、エレキギターやベースなどの楽器を直接接続できるハイインピーダンス入力に対応しています。これにより、DIボックスやアンプシミュレーターを別途用意することなく、ギターやベースの持つ本来の音色を劣化させることなくオーディオインターフェースに入力し、録音することが可能です。特に、ソフトウェア上のアンプシミュレーターを使用したい場合や、手軽に楽器を録音したいギタリストやベーシストにとって非常に便利な機能です。
ループバック機能は、インターフェイスに入力された音とPCからの再生音をミックスして配信できる機能です。これにより、ゲーム実況やライブ配信などを行う際に、自分の声とゲーム音声を同時に配信できます。手軽に高品質な配信環境を構築できます。
本製品の商品情報には、ループバック機能に関する明確な記載がありません。ループバック機能は、PCからの再生音とマイクなどの入力音をミックスしてPCに送り返すことで、ゲーム実況やオンライン配信などで自分の声とBGMやゲーム音を同時に配信するために便利な機能です。本製品のVSLソフトウェアによるミキシング機能はありますが、それが一般的なループバック機能として利用できるかどうかは明記されていません。そのため、配信用途でこの機能を必須とする場合は、別途ソフトウェアミキサーの導入や、他のオーディオインターフェースを検討する必要があります。
ASIOドライバー対応機能は、Windows環境において低遅延を実現するためのドライバーに対応する機能です。音楽制作ソフトを使用する際に、レイテンシーを最小限に抑え、快適な作業環境を提供します。特に、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏する際に重要です。
本製品は、Windows環境において低遅延を実現するためのASIOドライバーに対応しています。ASIO(Audio Stream Input/Output)は、Windowsの標準的なオーディオドライバーよりも、オーディオインターフェースとDAWソフトウェア間のデータ転送における遅延(レイテンシー)を大幅に削減するためのプロトコルです。これにより、ソフトウェア音源のリアルタイム演奏や、エフェクト処理を快適に行うことができ、音楽制作のワークフローがスムーズになります。Mac環境ではCore Audioに対応しており、同様に低遅延での動作が可能です。
SHOPSTAFFによる評価スコア
PreSonus AudioBox 44VSLは、エントリーからミドルクラスのユーザーにとって非常にコストパフォーマンスの高いオーディオインターフェースです。XMAXクラスAプリアンプと24bit/96kHzコンバーターによるクリアな音質は、この価格帯では特筆すべき性能です。上位機種と比較すると、より高解像度なサンプリングレートや、最新の接続規格(USB-Cなど)には対応していませんが、基本的な音楽制作やレコーディングには十分な機能を提供します。耐久性については、堅牢なメタルシャーシを採用しており、長期間の使用にも耐えうると考えられます。主なユースケースとしては、自宅でのボーカルや楽器の録音、DTM、iPadと連携したモバイル制作などが挙げられます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- XMAXクラスAプリアンプと24bit/96kHzコンバーターによる高音質。
- 4イン4アウトとMIDI I/Oを備え、多様な機材接続に対応。
- 超低レーテンシーでのモニターエフェクト処理が可能なVSLソフトウェアが付属。
- DAWソフトStudio One Artistが同梱されており、すぐに音楽制作を開始できる。
- USBバスパワー駆動に対応し、モバイル環境での使用にも便利。
注意点
- USB 2.0接続のため、最新のUSB 3.0/3.1/C規格のインターフェースと比較すると転送速度や将来性に限界がある可能性があります。
- 対応OSがWindows XP SP2以降、Mac OS X 10.6.8以降とやや古いため、最新のOS環境での動作保証やドライバーのアップデート状況を確認する必要があります。
- ループバック機能については明示されていないため、配信用途を主とする場合は別途ミキサーやソフトウェアでの対応が必要になる可能性があります。
おすすめな人
- 自宅でボーカルや楽器のレコーディングを始めたい初心者から中級者。
- iPadを活用してモバイル環境で音楽制作を行いたいユーザー。
- コストを抑えつつ、高品質なプリアンプとコンバーターを求めるユーザー。
- DAWソフトStudio Oneをこれから使い始めたいユーザー。
おすすめできない人
- 最新のUSB-C接続や高解像度(192kHz以上)での録音を必須とするプロフェッショナルユーザー。
- 多数の入出力チャンネルを必要とする大規模なレコーディングスタジオ。
- 明示的なループバック機能を求めるライブ配信者。
おすすめの利用シーン
- 自宅でのボーカル、ギター、ベースなどの楽器の多重録音。
- DTM環境でのソフトウェア音源の演奏と録音。
- iPadと連携したモバイル音楽制作やライブパフォーマンス。
- 小規模なバンドのリハーサル録音。
非推奨な利用シーン
- プロフェッショナルなスタジオでの大規模なマルチトラックレコーディング。
- 最新の超低レーテンシーが求められるシビアなライブパフォーマンス。
- 複雑なルーティングや多数の外部エフェクターを必要とする環境。
よくある質問(Q&A)
Q.このオーディオインターフェースはどのようなデバイスに対応していますか?
Q.音質はどのくらい優れていますか?特にマイクプリアンプについて教えてください。
Q.レコーディング時のレイテンシー(遅延)は気になりますか?
Q.どのようなソフトウェアが付属していますか?
Q.入力と出力はそれぞれ何系統ありますか?
Q.電源はどのように供給されますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
Focusrite Scarlett 4i4は、4入力4出力のUSBオーディオインターフェイスに、マイク、ヘッドホン、モニター、DAWソフトが付属するフルスタジオバンドルです。
入力チャンネル数 | 6 ch | 出力チャンネル数 | 4 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS | 接続端子 | USB Type B |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | ‐ mm |
本体重量 | ‐ kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力 x2, TRSライン入力 x4, TRSバランス出力 x4, MIDI I/O |
RMEの最新テクノロジーを凝縮したプロフェッショナル・モバイル・オーディオ・インターフェイス。12入力/12出力チャンネル、SteadyClock FSによる超高精度ジッター抑制、TotalMix FXミキサー機能を搭載し、最高品質の録音・再生環境を提供します。
入力チャンネル数 | 12 ch | 出力チャンネル数 | 12 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | Android, MacOS, Windows, iOS | 接続端子 | USB |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | - mm |
本体重量 | - kg | 入出力端子 | アナログXLR入力 x 2, アナログTS入力 x 2, アナログXLR出力 x 2, ヘッドフォン・ステレオ出力 x 2 (TRS 6.3mm & 3.5mm), ADAT/SPDIFオプティカル入出力 x 1, MIDI入出力 x 1 |
最大32bit/192kHz録音再生に対応し、USB 3.0(Type-C)接続、dspMixFxテクノロジー搭載のオーディオインターフェイスです。
入力チャンネル数 | 2 ch | 出力チャンネル数 | 2 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 32 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS/iPadOS | 接続端子 | USB Type-C (USB 3.0 / USB 3.1 Gen 1) |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 159 (幅)×159(奥行)×47(高さ) mm |
本体重量 | 1.0 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力, TRS出力, ヘッドホン出力, MIDI入出力 |
最大32bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、USB 3.0(USB Type-C)接続で高音質・高機能を実現するオーディオインターフェイス。dspMixFxテクノロジーによるレイテンシーフリーモニタリングとDSPエフェクト処理が特徴です。
入力チャンネル数 | 4 ch | 出力チャンネル数 | 4 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 32 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS, iPadOS | 接続端子 | USB Type-C |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 252(幅)×159(奥行)×47(高さ) mm |
本体重量 | 1.5 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ, TRSライン, MIDI |
24bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、モバイルに最適なコンパクトなUSB2.0オーディオインターフェイスです。マルチプラットフォーム対応で、レイテンシーフリーのモニタリングとループバック機能を搭載し、配信や音楽制作に活躍します。
入力チャンネル数 | 2 ch | 出力チャンネル数 | 2 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | Windows, macOS, iOS, iPadOS | 接続端子 | USB Type-C |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 幅158mm x 高さ47mm x 奥行き102 mm |
本体重量 | 0.45 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力, TRS出力, ヘッドホン出力 |