
Focusrite Scarlett 4i4 3rd Gen
の評価
商品概要
Focusrite Scarlett 4i4 3rd Genは、世界中のミュージシャンやプロデューサーに愛用されるScarlettシリーズの第3世代モデルです。4IN/4OUTの入出力に加え、MIDI入出力も搭載しており、キーボードなどの外部機器との連携もスムーズに行えます。ISAマイクプリアンプのアナログ周波数特性をエミュレーションするAir機能により、ボーカルや楽器に艶やかなサウンドを加えることが可能です。USBバスパワー駆動に対応しているため、電源アダプター不要で持ち運びにも便利。Mac/Windows両OSに対応し、DTM用途からUSB-DACとしての利用まで、幅広いシチュエーションで活躍します。ただし、Focusrite Controlミキサーの理解や初期設定には注意が必要です。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
入力音の音量を調整できるインプットゲイン調整機能は、マイクや楽器など様々な音源レベルに対応するために不可欠です。レコーディング時に音割れを防ぎ、最適な音量で録音できます。特に、ダイナミックレンジの広い楽器を録音する際に便利です。
マイク入力のゲインレンジが56dBと明記されており、入力レベルを適切に調整するためのインプットゲイン調整機能が搭載されています。これにより、マイクや楽器など様々な音源のレベルに合わせて、最適な音量で録音することが可能です。音割れを防ぎ、クリアなサウンドを確保するために不可欠な機能であり、直感的な操作で調整できるため、初心者でも安心して使用できます。
遅延を抑えたダイレクトモニタリング機能を使用すると、録音中の音声をリアルタイムで確認できます。これにより、演奏者は遅延を気にせずに演奏に集中できます。特にボーカル録音や、外部エフェクターを使用する際に有効です。
本製品にはダイレクトモニタリング機能が搭載されており、録音中の音声を遅延なくリアルタイムで確認できます。これにより、演奏者は自身のパフォーマンスに集中しやすくなります。ただし、サンプルレートが176.4kHzまたは192kHzに設定されている場合は、Focusrite Controlミキサーの制限によりダイレクトモニタリングが利用できなくなる点に注意が必要です。通常の44.1kHz/48kHzでの使用では問題なく機能します。
ファンタム電源供給機能は、コンデンサーマイクを使用する際に必要な電源を供給する機能です。高品質なコンデンサーマイクを使用することで、よりクリアで繊細な音を録音できます。アコースティック楽器やボーカル録音に最適です。
マイク入力が搭載されていることから、コンデンサーマイクの使用を想定し、ファンタム電源供給機能に対応していると判断できます。コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクに比べてより繊細でクリアな音を捉えることができるため、ボーカルやアコースティック楽器の録音において非常に重要です。この機能により、幅広い種類のマイクを選択し、高品質なレコーディングを実現できます。
ハイインピーダンス入力対応機能は、エレキギターやベースを直接接続できる機能です。ギターやベースの持つ本来の音色を、劣化させることなく忠実に録音できます。外部エフェクターを使わずに、アンプシミュレーターを使用したい場合に便利です。
レビューにおいて「ライン入力でギターの音を録ったときに、音量のばらつきが抑えられる」という記述があり、エレキギターやベースを直接接続できるハイインピーダンス入力に対応していると判断できます。これにより、DIボックスなどを介さずにギターやベースを直接接続し、その楽器本来の音色を劣化させることなく録音することが可能です。アンプシミュレーターを使用する際にも、クリアな信号を入力できるため、ギタリストやベーシストにとって便利な機能です。
ループバック機能は、インターフェイスに入力された音とPCからの再生音をミックスして配信できる機能です。これにより、ゲーム実況やライブ配信などを行う際に、自分の声とゲーム音声を同時に配信できます。手軽に高品質な配信環境を構築できます。
本製品はループバック機能を搭載していますが、その仕様には注意が必要です。PCからの再生音をインターフェイスの仮想入力に常に繋いでいるという方式であり、他社製品のようにインターフェイス内部で入力音とPC音をミックスしてUSBから出力するタイプとは異なります。そのため、OBS StudioなどでPC音とマイク音をまとめて認識させるには、別途物理的なケーブル接続(OUTPUTからPCのLINE INへ)が必要になる場合があります。配信用途で利用する際は、このルーティングの特性を理解しておくことが重要です。
ASIOドライバー対応機能は、Windows環境において低遅延を実現するためのドライバーに対応する機能です。音楽制作ソフトを使用する際に、レイテンシーを最小限に抑え、快適な作業環境を提供します。特に、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏する際に重要です。
Windows環境において低遅延での動作を実現するために不可欠なASIOドライバーに対応しています。これにより、DAWソフトウェアでの音楽制作時に、ソフトウェア音源の演奏やエフェクト処理におけるレイテンシーを最小限に抑えることが可能です。リアルタイムでの演奏や録音において、音の遅延が少ないことは快適な作業環境を構築する上で非常に重要であり、本製品がDTM用途に適している理由の一つです。
SHOPSTAFFによる評価スコア
Focusrite Scarlett 4i4 3rd Genは、DTM初心者から中級者にとって非常に魅力的なオーディオインターフェイスです。高音質なプリアンプと「Air機能」によるサウンドメイクの可能性、4IN/4OUTの豊富な入出力、そしてUSBバスパワー駆動による手軽さが特徴です。しかし、一部のユーザーからはマイク入力でのヒスノイズやレイテンシーの遅延が報告されており、特に配信用途でのループバック機能には独自の仕様があり、他社製品とは異なる理解が必要です。初期設定には専用ソフトウェア「Focusrite Control」の理解が求められるため、オーディオインターフェイスが初めての方にはややハードルが高いかもしれません。耐久性については具体的な言及は少ないですが、Focusriteブランドの信頼性から一定の期待はできます。主なユースケースはDTMでの楽曲制作や楽器録音、USB-DACとしての利用が最適です。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- ISAマイクプリアンプをエミュレートする「Air機能」による高音質化。
- 4IN/4OUTの豊富な入出力とMIDI IN/OUTによる高い接続性。
- USBバスパワー駆動で手軽に持ち運び、場所を選ばずに使用可能。
- 製品登録で定期的に無料プラグインが提供される。
- ヘッドホンとスピーカーの同時モニターが可能で、モニタリング環境の柔軟性が高い。
注意点
- Focusrite Controlミキサーの理解と設定が必要で、初期設定を誤るとPC音が出ない場合がある。
- サンプルレート176.4/192 kHzではダイレクトモニタリングが利用できなくなる制限がある。
- ループバック機能は他社製品と仕様が異なり、OBS Studioなどで利用する際には別途ケーブル接続が必要になる場合がある。
- 一部の環境でマイク入力からのヒスノイズやレイテンシーの遅延、DAWのドロップアウトが発生する可能性が報告されている。
- 付属のUSBケーブルが短い場合があるため、別途用意が必要になる可能性がある。
おすすめな人
- DTM用途で楽曲制作や楽器録音をメインに行う人。
- USB-DACとして高音質で音楽を楽しみたい人。
- MIDIキーボードや外部音源モジュールを接続して制作したい人。
- USBバスパワー駆動で手軽に持ち運びたいモバイルクリエイター。
- Focusrite Controlソフトウェアを理解し、設定を試行錯誤できる人。
おすすめできない人
- ニコ生やYouTube Liveなどで複雑な配信設定を本機材のみで完結させたい人。
- オーディオインターフェイスが初めてで、説明書を読み込んだり試行錯誤するのが苦手な人。
- レイテンシーに極めて敏感で、わずかな遅延も許容できないプロフェッショナル。
- マイク入力からのノイズを一切許容できない環境で作業する人。
おすすめの利用シーン
- 自宅でのボーカルや楽器のレコーディング。
- DTMソフトウェアでの楽曲制作。
- PCオーディオのUSB-DACとしての利用。
- MIDIキーボードを使った打ち込みや演奏。
- シンプルなセットアップでのライブ配信(別途ケーブルが必要な場合あり)。
非推奨な利用シーン
- 複雑なルーティングを必要とするプロフェッショナルなライブ配信環境。
- 高サンプルレート(176.4/192 kHz)でのダイレクトモニタリングが必須なレコーディング。
- プラグアンドプレイで即座に全ての機能を使いこなしたい初心者。
よくある質問(Q&A)
Q.Scarlett 4i4 3rd Genの音質はどのくらい良いですか?
Q.どのような入出力に対応していますか?MIDI機器も接続できますか?
Q.配信やライブでの利用について
Q.初めてオーディオインターフェイスを使うのですが、設定は簡単ですか?
Q.搭載されている「Air」機能とはどのようなものですか?
Q.動作の安定性やレイテンシー(遅延)は問題ありませんか?
Q.電源供給はどのように行いますか?持ち運びには適していますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
Focusrite Scarlett 4i4は、4入力4出力のUSBオーディオインターフェイスに、マイク、ヘッドホン、モニター、DAWソフトが付属するフルスタジオバンドルです。
入力チャンネル数 | 6 ch | 出力チャンネル数 | 4 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS | 接続端子 | USB Type B |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | ‐ mm |
本体重量 | ‐ kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力 x2, TRSライン入力 x4, TRSバランス出力 x4, MIDI I/O |
RMEの最新テクノロジーを凝縮したプロフェッショナル・モバイル・オーディオ・インターフェイス。12入力/12出力チャンネル、SteadyClock FSによる超高精度ジッター抑制、TotalMix FXミキサー機能を搭載し、最高品質の録音・再生環境を提供します。
入力チャンネル数 | 12 ch | 出力チャンネル数 | 12 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | Android, MacOS, Windows, iOS | 接続端子 | USB |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | - mm |
本体重量 | - kg | 入出力端子 | アナログXLR入力 x 2, アナログTS入力 x 2, アナログXLR出力 x 2, ヘッドフォン・ステレオ出力 x 2 (TRS 6.3mm & 3.5mm), ADAT/SPDIFオプティカル入出力 x 1, MIDI入出力 x 1 |
最大32bit/192kHz録音再生に対応し、USB 3.0(Type-C)接続、dspMixFxテクノロジー搭載のオーディオインターフェイスです。
入力チャンネル数 | 2 ch | 出力チャンネル数 | 2 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 32 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS/iPadOS | 接続端子 | USB Type-C (USB 3.0 / USB 3.1 Gen 1) |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 159 (幅)×159(奥行)×47(高さ) mm |
本体重量 | 1.0 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力, TRS出力, ヘッドホン出力, MIDI入出力 |
最大32bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、USB 3.0(USB Type-C)接続で高音質・高機能を実現するオーディオインターフェイス。dspMixFxテクノロジーによるレイテンシーフリーモニタリングとDSPエフェクト処理が特徴です。
入力チャンネル数 | 4 ch | 出力チャンネル数 | 4 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 32 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS, iPadOS | 接続端子 | USB Type-C |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 252(幅)×159(奥行)×47(高さ) mm |
本体重量 | 1.5 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ, TRSライン, MIDI |
24bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、モバイルに最適なコンパクトなUSB2.0オーディオインターフェイスです。マルチプラットフォーム対応で、レイテンシーフリーのモニタリングとループバック機能を搭載し、配信や音楽制作に活躍します。
入力チャンネル数 | 2 ch | 出力チャンネル数 | 2 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | Windows, macOS, iOS, iPadOS | 接続端子 | USB Type-C |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 幅158mm x 高さ47mm x 奥行き102 mm |
本体重量 | 0.45 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力, TRS出力, ヘッドホン出力 |