Elgato Wave:3

Wave:3はカーディオイド（単一指向性）パターンを採用しており、マイクの正面からの音を最も効率的に拾います。周囲のノイズを低減し、クリアな音声を録音できます。ただし、指向性の切り替え機能はないため、複数の音源を同時に録音する用途には向きません。この機能は、一人でナレーションや歌を録音する際に特に役立ちます。

Wave:3は、本体のコントロールダイヤルやWave Linkソフトウェアを使用して、マイクのゲインを調整できます。これにより、大きな音が入った時の音割れを防ぎ、小さな音は聞き取りやすく調整できます。特に、配信中に声の大きさが変わる場合や、楽器の音量を調整する際に便利です。これにより、常にクリアで最適な音量で音声を届けられます。

Wave:3にはポップガードは内蔵されていませんが、別売りのWave Pop Filterを使用することで、息や風が当たった時に発生するポップノイズを軽減できます。特に、近距離でマイクを使用する際に有効で、動画配信や歌の録音時にクリアな音声を録音できます。ポップガードを使用することで、よりプロフェッショナルな音質を実現できます。

Wave:3にはショックマウントは付属していませんが、別売りのWave Shock Mountを使用することで、マイクの振動を吸収し、床や机からの振動ノイズを軽減できます。特に、机に置いて使用する際に有効で、キーボードの打鍵音や振動によるノイズを抑え、クリアな音声収録が可能です。これにより、よりクリアでプロフェッショナルな音質を実現できます。

Wave:3にはローカットフィルター機能はありません。低音ノイズをカットしたい場合は、Wave Linkソフトウェアでイコライザー設定を行うか、外部のローカットフィルターを使用する必要があります。これにより、エアコンや冷蔵庫などの低周波ノイズを軽減し、よりクリアな音声を録音できます。

Wave:3は、本体にヘッドホンを接続することで、録音中の音声をリアルタイムで確認できるダイレクトモニタリング機能を搭載しています。これにより、自分の声や楽器の音を遅延なく確認できるため、録音中に音量バランスや音質を調整できます。特に、歌を録音する際に、自分の歌声を聞きながら音量や音程を確認するのに便利です。