
PreSonus Quantum ES 2 オーディオインターフェイス USB-C
の評価
商品概要
PreSonus Quantum ES 2は、2つの高解像度MAX-HDマイクプリアンプ(ゲイン+75dB)と、Fenderエンジニアと共同開発された楽器インプットを特徴とするUSB-Cオーディオインターフェイスです。オートゲインボタンと照明付きプッシュエンコーダーにより、直感的な操作が可能です。初期のドライバー問題はファームウェアアップデートにより解消され、現在は安定した動作が期待できます。低ノイズで色付けのないクリアな音質、優れたギター入力、そして低レイテンシーが魅力です。バスパワー駆動にも対応し、モバイル環境での使用も考慮されています。DAWソフトウェアStudio Oneとの連携もスムーズで、入力ゲインやファントム電源のDAWからの制御が可能です。価格帯を考慮すると非常に高いパフォーマンスを発揮するモデルと言えます。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
入力音の音量を調整できるインプットゲイン調整機能は、マイクや楽器など様々な音源レベルに対応するために不可欠です。レコーディング時に音割れを防ぎ、最適な音量で録音できます。特に、ダイナミックレンジの広い楽器を録音する際に便利です。
本製品は2つの高解像度MAX-HDマイクプリアンプを備え、ゲインが+75dBと非常に高く、幅広いマイクに対応します。オートゲインボタンにより最適なゲインレベルを自動設定できるほか、照明付きプッシュエンコーダーでゲインレベルを柔軟に手動調整することも可能です。DAWソフトウェアStudio Oneからも入力ゲイン調整ノブが利用でき、本体とDAWの両方から制御できるため、非常に便利です。
遅延を抑えたダイレクトモニタリング機能を使用すると、録音中の音声をリアルタイムで確認できます。これにより、演奏者は遅延を気にせずに演奏に集中できます。特にボーカル録音や、外部エフェクターを使用する際に有効です。
製品情報には明示的な「ダイレクトモニタリング」の記載はありませんが、スタッフレビューで「入出力のレイテンシーが7.68msと小さいのはこのクラスのオーディオ・インターフェイスとしては優秀」「AmpliTubeを演奏するのに支障はありません」と評価されていることから、実質的に低遅延でのモニタリングが可能であると判断できます。これにより、録音中の自分の演奏をリアルタイムで確認でき、遅延による違和感なく集中してパフォーマンスを発揮できます。特にボーカルやギターの録音時に重要な機能です。
ファンタム電源供給機能は、コンデンサーマイクを使用する際に必要な電源を供給する機能です。高品質なコンデンサーマイクを使用することで、よりクリアで繊細な音を録音できます。アコースティック楽器やボーカル録音に最適です。
本製品はファンタム電源供給機能に対応しています。DAWソフトウェアStudio Oneを使用すると、ミキシング・コンソール内のチャネル・ストリップにファントム電源On/Offスイッチが現れ、DAW側から制御することが可能です。もちろん本体からも制御できるため、コンデンサーマイクを接続して高音質なボーカルやアコースティック楽器の録音を行うことができます。この機能は、プロフェッショナルな録音には不可欠です。
ハイインピーダンス入力対応機能は、エレキギターやベースを直接接続できる機能です。ギターやベースの持つ本来の音色を、劣化させることなく忠実に録音できます。外部エフェクターを使わずに、アンプシミュレーターを使用したい場合に便利です。
本製品はハイインピーダンス入力に対応しており、ギタリストやベーシスト向けにFenderエンジニアと共同開発された楽器インプットを備えています。これにより、エレキギターやベースを直接接続しても、その楽器本来の音色を損なうことなく、クリアでエッジの効いたサウンドを録音できます。外部DIボックスなどを介さずに直接接続できるため、セッティングがシンプルになり、アンプシミュレーターなどを活用した制作に最適です。
ループバック機能は、インターフェイスに入力された音とPCからの再生音をミックスして配信できる機能です。これにより、ゲーム実況やライブ配信などを行う際に、自分の声とゲーム音声を同時に配信できます。手軽に高品質な配信環境を構築できます。
製品情報にはループバック機能に関する明確な記載がありません。一般的なオーディオインターフェイスでは、この機能はゲーム実況やライブ配信などでPCの再生音とマイク入力をミックスして出力するために利用されます。本製品の主な用途が音楽制作や録音に特化しているため、配信用途を想定したループバック機能は搭載されていない可能性が高いです。配信を主な目的とする場合は、別途ループバック機能を持つインターフェイスを検討するか、ソフトウェアでのルーティングを工夫する必要があります。
ASIOドライバー対応機能は、Windows環境において低遅延を実現するためのドライバーに対応する機能です。音楽制作ソフトを使用する際に、レイテンシーを最小限に抑え、快適な作業環境を提供します。特に、ソフトウェア音源をリアルタイムで演奏する際に重要です。
本製品はWindows環境での使用において、低レイテンシーを実現するASIOドライバーに対応していると判断できます。スタッフレビューではWindows 11環境での使用が報告されており、DAWソフトウェアStudio Oneとの組み合わせで非常に低いレイテンシーを実現していることから、ASIOドライバーが適切に機能していることが伺えます。ASIOドライバーは、Windowsでの音楽制作において、安定した動作と最小限の遅延を確保するために不可欠な要素であり、本製品がこれに対応していることは大きなメリットです。
SHOPSTAFFによる評価スコア
本製品は、初期のドライバーや電源に関する不安定さがファームウェアアップデートにより大幅に改善され、現在では高い完成度を誇るオーディオインターフェイスです。特に、低ノイズでクリアな音質と、Fenderエンジニアが協力した優れたギター入力は、この価格帯において特筆すべき性能です。レイテンシーも非常に低く、リアルタイムでの演奏や録音にストレスを感じさせません。操作性もシンプルで、一つのノブで複数の機能を切り替える方式は慣れれば問題ありません。ただし、バスパワー駆動にはPCのUSBポートの仕様や補助電源の品質が影響するため、安定した電源供給には注意が必要です。長期的な使用においても、メーカーのアップデート対応が期待できるため、安心して利用できるでしょう。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 低ノイズで色付けのない自然な高音質
- Fenderエンジニア共同開発による優れたギター入力
- クラス最高レベルの低レイテンシー性能
- ファームウェアアップデートによる安定性の向上
- DAWソフトウェアStudio Oneとの連携機能
注意点
- USBバスパワー駆動の安定性はPCのUSBポートや補助電源の品質に依存するため、安定しない場合は別途電源アダプターの使用を推奨します。
- 初期のファームウェアやドライバーには問題があったため、最新バージョンへのアップデートが必須です。
- コントロールノブの光のリングが、本体を水平に置いた際に視認しにくい場合があります。
- 入力ゲイン調整時にわずかなクリックノイズが発生する場合があります(実用上問題ないレベル)。
おすすめな人
- 自宅で高品質なボーカルや楽器の録音を行いたいミュージシャン
- 低レイテンシーでソフトウェア音源やアンプシミュレーターを演奏したいギタリスト・ベーシスト
- DAWソフトウェアStudio Oneをメインで使用しているクリエイター
- コストパフォーマンスの高いオーディオインターフェイスを探している初心者から中級者
おすすめできない人
- 多数の入出力チャンネルを必要とする大規模なレコーディング環境のユーザー
- ループバック機能が必須の配信者(本製品には明示的なループバック機能の記載がないため)
- 初期設定やトラブルシューティングに時間をかけたくない、プラグアンドプレイを重視するユーザー
おすすめの利用シーン
- 自宅でのボーカル、アコースティックギター、エレキギター、ベースなどの楽器録音
- ソフトウェア音源やエフェクトプラグインを使用したリアルタイム演奏
- 小規模な宅録スタジオでの音楽制作
- DAWソフトウェアStudio Oneでのミキシング・マスタリング作業
非推奨な利用シーン
- 複数のマイクや楽器を同時に多数接続するバンドレコーディング
- 複雑なルーティングやミキシング機能をインターフェイス単体で完結させたい場合
- 電源供給が不安定な環境でのバスパワー駆動のみでの使用
よくある質問(Q&A)
Q.このオーディオインターフェイスの音質はどのくらい良いですか?
Q.ギターやベースの録音に適していますか?
Q.購入を検討していますが、以前の不具合や安定性について改善されていますか?
Q.電源の供給方法や注意点はありますか?
Q.遅延(レイテンシー)はどれくらいありますか?
Q.PreSonus Studio Oneとの連携機能はありますか?
Q.スタッフの確認で、ドライバーの安定性やバッファーサイズに関する懸念はありますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
Focusrite Scarlett 4i4は、4入力4出力のUSBオーディオインターフェイスに、マイク、ヘッドホン、モニター、DAWソフトが付属するフルスタジオバンドルです。
入力チャンネル数 | 6 ch | 出力チャンネル数 | 4 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS | 接続端子 | USB Type B |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | ‐ mm |
本体重量 | ‐ kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力 x2, TRSライン入力 x4, TRSバランス出力 x4, MIDI I/O |
RMEの最新テクノロジーを凝縮したプロフェッショナル・モバイル・オーディオ・インターフェイス。12入力/12出力チャンネル、SteadyClock FSによる超高精度ジッター抑制、TotalMix FXミキサー機能を搭載し、最高品質の録音・再生環境を提供します。
入力チャンネル数 | 12 ch | 出力チャンネル数 | 12 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | Android, MacOS, Windows, iOS | 接続端子 | USB |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | - mm |
本体重量 | - kg | 入出力端子 | アナログXLR入力 x 2, アナログTS入力 x 2, アナログXLR出力 x 2, ヘッドフォン・ステレオ出力 x 2 (TRS 6.3mm & 3.5mm), ADAT/SPDIFオプティカル入出力 x 1, MIDI入出力 x 1 |
最大32bit/192kHz録音再生に対応し、USB 3.0(Type-C)接続、dspMixFxテクノロジー搭載のオーディオインターフェイスです。
入力チャンネル数 | 2 ch | 出力チャンネル数 | 2 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 32 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS/iPadOS | 接続端子 | USB Type-C (USB 3.0 / USB 3.1 Gen 1) |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 159 (幅)×159(奥行)×47(高さ) mm |
本体重量 | 1.0 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力, TRS出力, ヘッドホン出力, MIDI入出力 |
最大32bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、USB 3.0(USB Type-C)接続で高音質・高機能を実現するオーディオインターフェイス。dspMixFxテクノロジーによるレイテンシーフリーモニタリングとDSPエフェクト処理が特徴です。
入力チャンネル数 | 4 ch | 出力チャンネル数 | 4 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 32 bit |
対応OS | MacOS, Windows, iOS, iPadOS | 接続端子 | USB Type-C |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 252(幅)×159(奥行)×47(高さ) mm |
本体重量 | 1.5 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ, TRSライン, MIDI |
24bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、モバイルに最適なコンパクトなUSB2.0オーディオインターフェイスです。マルチプラットフォーム対応で、レイテンシーフリーのモニタリングとループバック機能を搭載し、配信や音楽制作に活躍します。
入力チャンネル数 | 2 ch | 出力チャンネル数 | 2 ch |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 最大ビット深度 | 24 bit |
対応OS | Windows, macOS, iOS, iPadOS | 接続端子 | USB Type-C |
ファンタム電源 | 対応 | 本体サイズ | 幅158mm x 高さ47mm x 奥行き102 mm |
本体重量 | 0.45 kg | 入出力端子 | XLR/TRSコンボ入力, TRS出力, ヘッドホン出力 |